ミツワを出て、時刻は18時半。
ここで入るのは向かいの名物もつ焼き店。
宇ち多″だ。
立石と言えば?そういう質問をされたら、まず名前の挙がってくる店だろう。
暖簾をくぐると、ちょうど片付けが終わっていない空席がある。
マスター
「今日は何人?2人?じゃあココ入って」
もはや相席とは呼べない、満員電車のように詰めあって座るのが常識。
テーブルの端っこ、入口付近に座ってまずはツマミーS木が
ビール(540円)を頼む。

グラスが2つ出てきて乾杯はするものの。
俺はこんなもん飲まない。(別にキリンビールが悪いって言ってるわけじゃないよ。俺はキリン派だもの)
宇ち多″でもつを喰らうなら、
梅割りに決まってるでしょう?
ということで、マスターに梅割り(180円)をお願いする。
生(き)の焼酎を受け皿付きのグラスにもっきりで溢れるように注いで、そこへ梅エキスをおっかけで入れる。
焼酎7勺(1合=10勺)+
梅1勺といった感じ。
上限は5杯とか、5杯半とか決められているのだが、
酔っ払っているお客はマスターにストップを掛けられる。(5杯半飲めば、4合瓶一本と同等)
マスター「今日はもう終わりね~」と、お客が言われているのを何回か見かけたことがある。
そんな中、
6軒目で梅OKなワタクシってけっこうイカれてるでしょ?
つー・・っと梅割りを流し込んで、おかず(つまみ)を頼むことにする。
宇ち多″のメニューには
もつやき二本一八○円としか書かれていない。
普段からもつ焼き屋をひやかしている人間であれば、ソラで部位を言えたり、横で食ってるものを見ればどこの部位かが解る。
しかし、知らない人は予めなにが置いてあるのか調べて訪問したほうがスムーズだろう。(他の人の注文に便乗するのもひとつの手だな)
そんなところで頼んだのはワンパターンのアブラナマをお酢。

ナマと言っても刺身ではなくボイルしたものを冷やした冷製。
てっきり背脂だからアブラなんだと思っていたが、前にマスターと話したときに
「豚のほっぺのアブラのところ」と教えられた。
適度に脂が落ちていてさっぱりとしているが、やっぱりクセが少しある。
豚足が好きな人にはオススメできる一皿だな。
あとは
煮込み(180円)をひとつ。

早い時間に行かないと
売り切れちゃう部位なんてのもあるのだが・・
幸いハツモト(ハツの付け根)は煮込みで食べたいと思わない部位だし、ホネはもう開店待ちじゃないと無理だし。
あとは、出来立ての煮込みよりも時間が経ってトロっとしたほうが俺好みの煮込みなので、夕方のものでなんの問題もない。
フワは夕方・夜になっても入ってくるしね。(部位は肺。フワフワしているからフワ)
宇ち多″の煮込みは色が濃くてしつこそうなルックスだが、そんなことはない。
もつ以外の具は入ってないし、生姜や大蒜などの薬味・臭み消し類も無し。
塩分で誤魔化していない正統派味噌煮込み。
下処理~調理まで臓物の扱いが上手くないとできない煮込みだ。
これをつつきながら、梅割りをもう一杯おかわり。

それを飲みきって、チェイサーのビールも無くなったところでお会計にする。
ビール540円、梅割り180円×2、おかず2皿。
2人で合計1260円。
がはは。
ごちそうさま。
この後。
前々から気になっていた餃子の
蘭州に向かう。

が・・
なんと体調不良ということで臨時休業・・

なんか最近、こういうのに遭遇することが多いな・・
ちょっと残念だけど、立石再訪の際の目当てが残っているんだから、それはそれでよしとするか。

こうして七夕立石ツアーは6軒で終了したのであった。
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テーマ:もつ焼き・焼きとん・煮込み - ジャンル:グルメ
- 2010/07/07(水) 19:22:24|
- 酒場(葛飾区)
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